●訪問看護師は個々の利用者・家族の生活に深く関わり支える役割を担うため、現場での対応力・判断力が求められます。訪問看護師の育成・成長には、研修による一般的な知識・スキルの習得とともに、実践での経験の中で学ぶOJT、特に同行訪問が重要です。
●OJTには、研修等で学んだ知識やスキルを応用する「実践」と、その結果に基づいて効果や改善点への気づきなどを得る「振り返り」の両面があります。日常の業務そのものである実践に対して、日常のさまざまな場面で声かけし、振り返り(リフレクション)を促し、次の成長につなげます。
●担当している一人ひとりの利用者との関わりを通じて、段階的に知識・技術を実用化レベルに高めるとともに、新たな知識・技術を身に付け、かつ、それらを統合させ、多様な場面で的確に応用する力を習得します。